視聴率至上主義のTV局の内幕をコミカルかつリアルに描いた、松嶋菜々子と福山雅治のW主演によるライトコメディードラマとして話題になりました。
もういちどみたいという人のために再放送についてやキャスト、あらすじやネタバレなどの情報をまとめました。
美女か野獣の再放送の予定は?
・東京
2014年に再放送したようですが、詳細は不明です。
今後の美女か野獣の再放送の予定は、現在では未定です。
美女か野獣のあらすじ
鷹宮真(松嶋菜々子)31歳。東大法学部卒業、ハーバード大学でMBAを取得し、優秀な成績を納めています。
アメリカのUNNのニュース記者として活躍していましたが、日本のJBCテレビで低視聴率の看板ニュース番組「イブニングニュース」のプロデューサーとして急遽ヘッドハンティングされることになり、真のプロ生命が一変します。
真の着任した先でなんと昔の恋人の永瀬洋海(福山雅治)と再会します。
JBCに来た真は、イブニングニュースにおける全権を掌握し、視聴率最優先のニュースを作ることを宣言した矢先には、イブニングニュースの打ち切りと真のJBCを辞さなければならないといった現実に直面します。
このドラマの見所は、松嶋菜々子さんと、福山雅治さんの掛け合いも、大きな見どころとして取り上げられていますが、イヴニングニュースの行く末についても目が離せません。
恋の行方と、イヴニングニュース存続の行方と2つの楽しみが交差されながら進んでいくストーリーに仕上がっています。
ネタバレ注意!美女か野獣の最終回の内容は?
すべての事件の真相を握っているのは父・秀一(竜雷太)なのではないかと疑う真。そして、その真相を確かめるために真は直接秀一に会って確かめることにしたのです。
真は秀一に「島田裕太(片岡涼)に会いましたか?」と確認しますが、秀一は、取材記者としてきたのなら何も言うことはないといい、真相は分からないままでした。
外務産業省の野田大臣(奥野匡)の汚職疑惑がスタッフたちの取材によって発覚し、汚職事件を調べることによって、放火事件の解明につながると真は思い始めていました。
引き続き真は、野田大臣と共にその部下である父・秀一をマークするようにスタッフに指示をしますが・・・
秋山は、「鷹宮秀一は実の父親ではないのか?」と真を心配します。しかし、真にとってその心配は不要でした。報道マンとしての意志を貫く真にとっては、実の父でも関係ないと割り切っていたのです。
伊田の父親の受注したODAには、すべて秀一が関与しているようです。そして、事件の後、野田と弁護士の佐脇洋平(荻島眞一)、伊田の父親と秀一の4人で新橋の料亭で会っていたことも明らかになりました。
真が古袋と戸渡から有力な情報を聞いていましたが、この情報を裏付けるものがありません。決定的な証拠を押さえるためにも、やはり秀一に会いに行く必要がありました。しかし、もう一度会いに行っても、秀一は真実を答えることはなかったのです。
ついに真は、留守中の秀一のマンションに入り、情報の決定的な証拠を持ち出したのです。その後、マンションに帰った秀一は真が来た気配に写真立てを見て気がつきます。
真が来たことわかり、決定的な証拠を持ち出されたことに苛立ちを覚えました。苛立っていた様子で段ボールの歌を開けると、そこには真の成長の記録と言ってもいい、アルバムがあったのです。
真の記録を見る秀一。すると、さっきまでの苛立ちは少しずつ消えていきます。自分のしてきたことを、認めなければいけないと、決心が固まりかける瞬間でもありました。
そして、いよいよ最後のイブニングニュースは永瀬の指示で始まりました。
真が秀一に取材をしているシーンから始まります。真の取材に対し、「証拠があるのかね」と秀一。真が秀一のマンションから持ち出した決定的な証拠を差し出します。
伊田工業から野田大臣への多額の入金を示す資料を見せて真は秀一に問います。
「この口座を管理していたのは、あなたですね」
資料をどうして入手したのかについては真は答えられないと言い張ります。
「違法なやり方で入手したものは証拠と呼べない」という秀一の言葉に真はひるむことはありませんでした。
「報道がたった一つの真実を探る」と真実を貫こうとする信念を曲げませんでした。真にも、違法な行為だと分かっていての事でした。
「一番大切にしているのが信念です」という真の目には一つの曇りもありませんでした。違法な行為を犯してはいけない。しかし、視聴者には真実を伝えなければいけないと、真にはそんな思いが強かったのでしょう。
真の強い信念を感じた秀一はついに、観念して自分の罪を認めるのでした。この取材をきっかけに、久瀬が野田大臣を直撃し、古袋は伊田工業社長を直撃します。
そして、今回の取材に関し、真にも取材の取り巻き達が迫ります。真には、どうやって資料を入手したのか、違法なのではないのか、そこまでして父・秀一を追い詰めることはあったのかなど、批判の声を浴びせます。
しかし、取り巻きから真をかばったのは、父・秀一でした。秀一は取り巻きたちに向かって言います。
秀一は、正しい事をした娘を微辱しないでほしいと取り巻きに言うと、真には「私の自慢の娘だ」と感謝の涙を浮かべます。
これで、事件は無事解決するのでした。しかし、親子でも無断で住居に侵入したことが問われ、真の契約は継続されず、結局JBCを辞することになりました。
永瀬は真に、これからどうするのか聞くと、フリーでやってみると答えます。そして、2人は握手をし、真はその場から去っていきました。
永瀬はやるせない思いでいっぱいだったのです。自分の気持ちを伝えるためにも、真を追いました。
永瀬は真を追い、バイクに乗って成田空港へと向かいます。もういちど、自分の気持ちを伝えようと、そんな思いで真を必死で追う永瀬。
出発口に入ろうとする真を見つけると思い切り真を呼びます。真は永瀬の呼ぶ声に気付き、永瀬の方へと向かいます。永瀬はついに自分の気持ちをぶつけます。
「もう一人で頑張らなくていい、誰かに頼ったっていいんだよ」
真を抱きしめ、キスをします。真はそんな永瀬に微笑むと、飛行機に向かっていきました。永瀬は去っていく真の背中を見送るかのように見ていました。
昨日の視聴率はダイヤモンドテレビを抜き1位を獲得するほどの高視聴率でした。イブニングニュースの存続が決まり、毎日のように視聴率を気にする久瀬は、まるで真のようでした。
遂に野田に逮捕状がでました。
しかし、上から止められそうなネタでもありました。そんなネタではありましたが、動じることはありませんでした。上が何と言ってもあの人ならやるでしょうと永瀬は言います。
イブニングニュースのスタッフには、みんなに活気があふれていました。真は永瀬と携帯で話をしています。
「今仕事中」という真に「俺も仕事中」と永瀬。
しかし、永瀬が合コンをしていることをすぐに見透かされます。
「隣の女の子によろしく」と言って真は電話を切りました。
2人はどうやら復縁した様子。離れていても上手くいっているようです。そして、真はアメリカで自分の会社を立ち上げ、拠点にしていました。
美女か野獣のキャスト
鷹宮 真演 (松嶋菜々子)
番組契約チーフプロデューサー。在学中にMBAを取得し、アメリカ三大ネットワークの記者として活躍していたが、視聴率が低迷するJBCテレビの夕方のニュース番組「イブニングニュース」のチーフプロデューサーとしてヘッドハンティングされたことをきっかけに、昔の恋人である永瀬と再会します。
松嶋菜々子さんは、1996年NHK連続テレビ小説「ひまわり」のヒロイン役に抜擢され、女優としての知名度と人気が一気に上がります。「やまとなでしこ」や「家政婦のミタ」など、数々の話題作に出演されています。
永瀬 洋海(福山雅治)
報道部ディレクター。バラエティに配属され、優秀なディレクターではありましたが、ある騒動から報道に移動となります。
楽しく仕事をしようをモットーにしつつも、根は真面目て、同僚やタレントからの支持も厚い。
福山雅治さんは、「ガリレオ」「ラヴソング」など俳優としてドラマに活躍する傍ら、歌手としても幅広く活躍されています。
久瀬 光彦(渡辺いっけい)
報道部記者。家庭では気の強い妻に尻に惹かれ、一人の娘さんがいます。入社後にカメラマンとしても経験を積みます。
渡辺いっけいさんは、「LIAR GAME」「ガリレオ」「ストロベリーナイト(ドラマ)」など、多数の作品に出演されています。
福山雅治さんとの共演はガリレオでも共演されています。脇役が多いですが、すごく存在感があり、ドラマには欠かすことのできない存在として大きいです。
美女か野獣の主題歌やアーティスト情報
銀河と迷路
東京スカパラダイスオーケストラが、主題歌を手がけます。オープニング、エンディング共に同じです。
「美しく燃える森」「めくれたオレンジ」「スキャラバン」など、数々の代表曲が作られています。
美女か野獣のみんなの感想
Submit your review | |