2009年1月13日から3月17日にかけてフジテレビで放送されたメイちゃんの執事を紹介します。
宮城理子さんの同名のコミックスを連続ドラマ化したこの作品は、主演の水嶋ヒロさんのイケメン執事姿が放送時に人気を呼びました。
この記事では、メイちゃんの執事の再放送や見逃し配信の予定、最終回のネタバレを含むあらすじ、キャストや主題歌なドラマの気になる情報を解説していきます。
メイちゃんの執事の再放送の予定は?
メイちゃんの執事の再放送の予定はありません。
フジテレビの動画配信サービスFODでは全話視聴可能です。
メイちゃんの執事のあらすじ
聖ルチア女学園は、生徒1人につき若いイケメン執事がつく仕組みがある日本を代表するお嬢様学校。
そんな、聖ルチア女学園に転校生がやって来ることになります。
しかも、転校生の執事を務める柴田理人(水嶋ヒロ)は、日本最大の大企業に代々仕えてきた執事の家系柴田家の若きエースで容姿から頭脳までパーフェクトな存在。
理人が執事を務めるのはどんな素敵な女性なんだろうと思って生徒たちが待ち構えていると、理人と共にヘリコプターから現れたのはメガネ姿の冴えない女子高生・東雲メイ(榮倉奈々)でした。
メイの両親はうどん店「しののめ」を営み、メイもお嬢様でもなんでもなく、普通の高校生として学校に通っていました。
日常が当たり前に続くと思っていたメイですが、ある日、両親を事故で亡くしてしまいます。
両親の死から立ち直るため、メイが店を切り盛りしているとそこに理人が現れます。
「本日からお仕えいたします。メイお嬢様の執事です」とあいさつした、理人はメイの父・周太郎(橋爪淳)が、実は本郷グループの現当主・本郷金太郎(津川雅彦)の息子という話を語ります。
父との折り合いが悪かった周太郎は、家を出て母・ユウ(山下容莉枝)と結婚して2人の間にメイが生まれていました。
周太郎が亡くなったいま、メイは本郷家の正当な跡取り候補となり、理人はメイにお嬢様としてのたしなみを学ぶため聖ルチア女学園に転入して欲しいと頼みます。
ただし、普通の暮らしがしたいメイは、理人の申し込みを断ります。
本郷家の跡取りとなったことでメイの命を狙うものが現れ、メイの家が爆破されます。
このままでは命が危ないこともあって、メイはしぶしぶながら理人と共に聖ルチア女学園にやって来ることになります。
入学したもののメガネでいかにも貧乏人のメイは、周囲のお嬢様たちからバカにされることになります。
それでも、負けず嫌いのメイは、完璧な執事の理人の助けも借りつつ、学園での困難に立ち向かうことに…。
メイちゃんの執事は、うどん屋の娘という庶民だったメイが、執事・理人との出会いがきっかけで、立派なお嬢様へと成長していくシンデレラストーリーです。
最初はお世辞にもオシャレとはいえないメガネをかけた庶民だったメイが、ピンチを乗り越える中で成長して、最後はドレスアップした姿を見せるところが一番の見せ場です。
主人公・理人は、イケメンで何をやっても完璧な執事として登場します。
理人を演じる水嶋ヒロさんは、ルックスに加えて甘い声が執事役にピッタリで、映画「黒執事」でも主人公役を務めたように執事キャラは俳優としてのキャリアの代表作になりました。
また、劇中では剣を使った決闘(デュエロ)のシーンが登場して、対決する水嶋ヒロさんと向井理さんが両方ともサッカー経験者らしい運動神経の良さを発揮。
決闘(デュエロ)は、アクション的にも見ごたえのあるシーンになっています。
ネタバレ注意!メイちゃんの執事の最終回の内容は?
メイは、理人・ルチアの称号・本郷家の後継者の座をかけて、詩織に決闘(デュエロ)を申し込みます。
詩織に絶対的忠誠を誓う山田多美(谷村美月)は、詩織が優位に戦えるようにボーガンの矢を理人の腹部に打ち込みます。
怪我を負った理人は、詩織の執事・忍(向井理)との真剣を使った決闘(デュエロ)に挑みますが、動きに本来のキレはなく圧倒されピンチに陥ります。
勝負は決まったと詩織は、メイに諦めるように良い寄ると、メイは「「あなたには絶対に柴田理人はわたさない。あの人は私の執事だから」と言い返します。
この言葉を聞いた詩織は逆上してメイをナイフで襲おうとすると、理人がギリギリのタイミングで詩織のナイフを止めます。
傷つきながらも理人は、「メイ様をきずつけないでください。私のお仕えする私の大切なお嬢様です」とメイへの想いを伝えます。
「勝って、理人」というメイの言葉を聞いた理人は、忍を破り、詩織も敗北を認めます。
勝負には勝ったものの、詩織と忍のことが心配になったメイたちは後を追いかけます。
そこに現れた忍は、金太郎の養女だったため詩織が、家では冷たくあたられたこと、優しかった理人だけが救いだったことを語ります。
忍は続けて、詩織のことを大切に思ったからこそ、メイの邪魔をするような行為をしたことを明かします。
全てを失った詩織が自殺しようとした瞬間、メイが現れて彼女の自殺を止めます。
何もないという詩織をメイは「今の私がいるのはあなたのおかげなの、ひとりじゃないよ」と説得します。
メイの優しい言葉に諭された詩織はメイと抱き合い、対立することもあった2人は和解することになります。
晴れてメイは、金太郎の後継者としてお披露目式を明日に控えたメイは、剣人が同じ日にSランク執事の資格を取るためイギリスに旅立つことを知ります。
剣人が何も話してくれなかったこともあり、メイと剣人は口論になりそのまま別れることに…。
ドレスアップしたメイは誰が見ても生まれながらのお嬢様としてセレモニーに登場して、本郷家グループ後継者として教育を受けてきた嘘の生い立ちを話し始めます。
自分の両親のことを隠すことに疑問を持ったメイは、うどん屋の娘として生まれことなど、自分の本当の育ちや父からもらった大切な言葉について原稿を無視して話し出します。
そして、「ごめんなさい」の一言を残して、メイはセレモニーから立ち去ります。
全てを察知した理人は、メイのために制服を用意していて、すぐに着替えたメイはそのまま空港に向かいます。
旅立つ前の理人の前に現れたメイが本当の気持ちが言えないでいると、剣人はデコピンでメイを和ませてから「戻ってきてからでいい」と伝えます。
お互いの気持ちを知った2人は、剣人が立派な執事になって帰る日を心待ちにしてそのまま別れます。
一方で、弟の成長を知った理人は、弟が帰ってくるまで、執事としてメイを支えることを決意を固めます。
剣人とメイは、手紙のやり取りで学園での出来事を伝え合うなど関係は良好です。
メイのそばにいる理人は、「メイ様が私以外の誰かをみているのはつらいので」と言うと突然メイにキスをします。
驚くメイに、理人は「ないしょですよ。お嬢様と執事の恋愛は禁止ですので」と本当の気持ちとあくまでも自分は執事であることを同時にメイに伝えます。
そのまま、学園の仲間が乱入してガヤガヤと盛り上がっているとメイの姿を理人は執事として、優しく見守るのでした(終わり)。
メイちゃんの執事のキャスト
水嶋ヒロ
主人公・柴田理人役で出演。
公式執事資格の最高位にあたるSランクを獲得した理人は、執事としての能力だけでなくルックスも超イケメンで、運動神経も抜群なまさにパーフェクトな美男子として登場。
つかえる本郷家から執事として派遣された理人は、いつでも礼儀正しくメイに接し、メイがピンチの時は活躍を見せます。
水嶋ヒロさんの主な代表作としては、「仮面ライダーカブト」「花ざかりの君たちへ?イケメン♂パラダイス?」映画「BECK」などの作品があります。
榮倉奈々
東雲メイ(本郷)役で出演。
うどん店「しののめ」の娘のはずが、両親の死がきっかけで本郷家の跡取り候補になり、執事として理人がつかえることになります。
最初は、聖ルチア女学園に馴染めませんでしたが、次第に両家のお嬢様として立派に成長することになります。
榮倉奈々さんの主な代表作としては、、NHK連続テレビ小説「瞳」「99.9 -刑事専門弁護士- SEASON Ⅰ」「東京タラレバ娘」などの作品があります。
山田優
本郷詩織役で出演。
学園最高の淑女の称号・ルチアを与えられた詩織は、金太郎の養女で、メイとは遠縁の関係にあたり、学園の中で絶対的な権力者として登場します。
養女だった時に苦労した詩織は、優しくしてくれた理人に執着して、理人をメイから離すために様々な嫌がらせをすることになります。
山田優さんの主な代表作としては、「華麗なる一族」「正義の味方」「花咲くあした」などの作品があります。
佐藤健
柴田剣人役で出演。
メイとは幼なじみの剣人は、実は理人の弟で、メイが心配になって聖ルチア女学園に潜入して、華山リカ(大政絢)の見習い執事として働きつつ、いつもメイのことを見守ることになります。
何もかも完璧な理人とは折り合いが悪いところがある剣人ですが、メイに対しては常に誠実な姿を見せます。
佐藤健さんの主な代表作としては、「仮面ライダー電王」NHK連続テレビ小説「半分、青い。」映画「るろうに剣心」シリーズなどの作品があります。
メイちゃんの執事の主題歌やアーティスト情報
My SunShine
メイちゃんの執事の主題歌は、ROCK’A’TRENCH(ロッカトレンチ)が歌う「My SunShine(マイ・サンシャイン)」です。
2007年にメジャーデビューを飾ったROCK’A’TRENCHにとって、「My SunShine」は通算6枚目のシングルにあたります。
「メイちゃんの執事」の主題歌に起用されたこともあり、「My SunShine」はオリコンチャートのトップ10入りするなどヒットを記録しました。
メイちゃんの執事のみんなの感想
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