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火の粉の再放送や見逃し配信は?ネタバレあらすじ、キャストや感想まとめ!

雫井脩介さん原作の小説を連続ドラマ化した火の粉は2016年4月2日から5月28日にかけてフジテレビ系列の「オトナの土ドラ」枠で放送されたました。

突然現れた謎の隣人によって日常が崩壊していく家族の姿を描く火の粉は、主演のユースケ・サンタマリアの怪演が放送時に話題を集めました。

この記事では、火の粉の再放送や見逃し配信の予定、最終回のネタバレを含むあらすじ、キャストや主題歌などの情報についてわかりやすく解説します。

火の粉の再放送の予定は?

火の粉の再放送の予定はありません。

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火の粉のあらすじ

閑静な住宅街で平和に暮らす梶間家の隣に中年の男・武内真伍(ユースケ・サンタマリア)が引っ越してやってきます。

笑顔もできて人当たりの良い武内は、梶間雪見(優香)とも仲良くなり、お近づきのしるしにと、手作りのバウムクーヘンや肉や果物などの名産品を大量に持って梶間家を訪問します。

武内が持ってきた過剰な手土産に梶間の人たちが驚きを見せていると、元裁判官の梶間勲(伊武雅刀)が帰宅します。

謎の隣人・武内は、勲が過去に無罪判決を下した事件の元被告人だということがわかり、自分を助けてくれた勲に感謝していることを武内は伝えます。

引っ越してきて以来、武内は頻繁に梶間家を訪れるようになり、梶間家でも武内を受け入れるようになります。

しかし、ある日、雪見のところに新聞記者を名乗る男(佐藤隆太)が現れて、武内は危険な男で今すぐにでも離れた方が良いと警告します。

この男こそ、武内が被疑者として起訴された“的場一家殺害事件”の被害者遺族の池本亨で、池本は妹・久美子の仇を取るため、武内の正体を暴くことに人生をかけていました。

最初はあの武内がそんな危険人物とは思えなかった雪見ですが、自分たち家族と的場一家とは家庭環境が似ていることを知り不安を覚えます。

次第に本性をあらわにしだした武内の姿を見て勲は、武内を無罪にしたことを疑問を感じるようになり、梶間家も彼の狂気にさらされ幸せだった家族にひずみが…。

ドラマ火の粉は謎の隣人に登場によって不穏な影に怯えるようになる家族の姿を描く心理サスペンスです。

本作がユニークだと思うのは、不気味な隣人・武内の特異なキャラクターです。

通常のサスペンスだと金銭目的や復讐など何かしら危害を加えようとしてこの手のキャラクターは登場します。

けれども、このドラマの武内の場合は、自分を無罪にした恩人とその家族が幸せになるように尽くそうとします。

この献身の仕方が常軌を逸していて梶間家は精神的に病んでいき、家族は破滅すれすれまで追い詰められます。

特に、梶間家のために武内がバームクーヘンを作る様子は不気味です。

武内をユースケ・サンタマリアさんが演じていて、普段は穏やかな話し方なのに、突然ハイテンションになるなど、緊張と緩和の演技の引き出しがとても上手です。

ユースケ・サンタマリアさんは、ドラマ全話通じて武内の狂気を見事に演技で表現しています。

他のキャストでは、雪見の友人・佐々木琴音を演じる木南晴夏さんの演技もインパクトがあります。

シングルマザーの雪見は、元夫からの暴力に悩ませていた時に武内と出会い、彼に惹かれ愛するようになります。

ただし、武内の方はというと雪見に優しくはしましたが、興味があるのは梶間家だけで彼女を愛する気は全くなく、愛されないと知った雪見は親友・雪見にも敵対心を見せるようになります。

そして、狂気にむしばまれるようにあった雪見は、武内のためと彼の有罪を主張して追い詰めようとしていた池本後ろから刺すことになります。

木南晴夏さんの目力のある眼差しで一点だけを見つめる姿は鬼気迫るものがあり、エキセントリックな雪見というキャラクターを好演しています。

ネタバレ注意!火の粉の最終回の内容は?

武内に好意を寄せるようになっていたと琴音は、彼を守るため雪見の目の前で、池本を刺し殺してしまいます。

愛の証明として殺人を犯したことを認めてもらいたかった琴音に対して、武内の反応は冷たいもので、琴音は失望します。

警察から事情聴取を受けた雪見は、友人である琴音のことを考えて雪見は、琴音がやったことは隠して事件の真相は話しませんでしたが、証拠不十分だったため、解放されます。

雪見が解放されたこともあり、武内は引越しの日と同じように大量のお土産を持って梶間家に現れます。

心のこもった贈り物のはずが、梶間家のメンバーは完全に武内を拒絶します。

これに対して、武内は「皆さんとやり直す、これが最後のチャンスだったんです!」と絶叫して梶間家の人々に迫ります。

このままではまずいと感じた勲は、奥の部屋に武内をイスに拘束して閉じ込めます。

武内と2人きりになった勲は、自分が無罪の判決を下した裁判をやり直して、武内を私的に裁こうとします。

勲に追い詰められた結果、武内は過去の罪を認めてしまい、勲は「判決を言い渡す。被告人を死刑に処する。これより、その刑を執行する」と言い放ち、武内を殺そうとしますが…。

間一髪のところで雪見や俊朗たちが部屋に押し入って勲の私刑を食い止めます。

勲たち梶間家のメンバーの疲れ果てた姿を見て武内は「琴音さんと、自首します」と言い、その前に梶間家で最後の食事を楽しみたいと申し出ます。

梶間家に「最後の晩餐」の許可をもらった武内は、いつものようにバームクーヘン作りを始めます。

琴音から武内の家にあったと青酸カリの瓶を渡された雪見は、このことを家族に伝えます。
緊張感が梶間家に走る中で、手製のバームクーヘンを持った武内が現れ、食事会が始まります。

最初はあの青酸カリのこともあって、殺伐として雰囲気の中で、相手の心を読み取ろとする武内 VS梶間家の心理戦が繰り広げられます。

しかし、両者は次第に打ち解けていき和やかなムードの中で、梶間家のメンバーはあれほど嫌っていた武内に感謝の言葉をすらかけるようになります。

そして、最後に武内の切り分けたバームクーヘンをみんなで食べて「最後の晩餐」は、無事に終了します。

そのまま、武内は帰宅してもう一つ作ったバームクーヘンを口にします。

翌朝、梶間家が武内の自宅を訪れると、バームクーヘンを落としてソファーの上で横たわる武内の姿が…。

最後、梶間家に家族として武内が受け入れられたことを象徴するように、梶間家の家族写真に写る武内の姿を映し出して物語は終わりを迎えます。

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火の粉のキャスト

ユースケ・サンタマリア

武内真伍役で出演。

武内は、過去の殺人事件の裁判で自分を救ってくれた梶間勲にお礼をするため、梶間家の隣に引っ越してきますが、不気味な言動が梶間家に恐怖を与えることになります。

ユースケ・サンタマリアさんの主な代表作としては、「踊る大捜査線」シリーズ、「眠れる森」、「あなたには帰る家がある」などの作品があります。

優香

梶間雪見役で出演。

梶間家の嫁である雪見は、他の家族のメンバーより早く、武内の言動の異常性に気づき、これ以上は武内を近づけない方が良いと注意するようになります。

優香さんの主な代表作としては、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」、「地獄先生ぬ~べ~」、「臨床犯罪学者 火村英生の推理」などの作品があります。

伊武雅刀

梶間勲役で出演。

勲は雪見の夫・俊郎の父親で、裁判官として働いていた時に武内に無罪判決を言い渡します。

あの時は無罪を信じていた勲ですが、武内の本当の姿を知るようになり、考えを改めて後悔するようになります。

伊武雅刀さんの主な代表作としては、「のだめカンタービレ」、「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」、NHK大河ドラマ「西郷どん」などの作品があります。

火の粉の主題歌やアーティスト情報

ドラマ火の粉の主題歌は「Melancholia(メランコリア)」を歌うのは鈴木雅之さん。

「シャネルズ 」や「ラッツ&スター」のメンバーとしても活躍した鈴木雅之さんの代表曲としては、「ランナウェイ」「夢で逢えたら」「街角トワイライト」などの楽曲があります。

火の粉のみんなの感想

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