出典：BS朝日
2012年韓国tvNケーブルテレビ初の連続ドラマとして放送された。全108話からなる愛憎復讐劇ドラマ。韓国で「福寿草シンドローム」なるものを巻き起こしたと言われる話題作である。
脚本ヨ・ジャンミ演出チェ・ウンギョン
現代は「黄色い福寿草」
福寿草のあらすじ
主人公ヨナは幼い頃に父親を亡くして、障害のある妹と母親の三人家族であったが、母親の再婚を機に再婚相手インソクの娘ユラと義理の姉妹となる。ある日妹スエが男に襲われる事件があってから、インソクの提案で家族三人ともインソクの家へ入る事となる。
ヨナには恋人のユンジェと同じ会社J化粧品に就職するという夢があった。応援してくれる家族、優しい恋人、新しい父親と幸せに見えた。
しかし、実はユンジェはただの社員ではなく本当は後継者である事を、ヨナを気遣う気持ちから秘密にしていた。一方ユラはユンジェの秘書を務めながら彼に片思いしていた。
ヨナに優しく接する父親、更にはユンジェがヨナの恋人である事を知ってしまったユラはヨナに激しい嫉妬心を抱くのであった。
そんな最中事件は起こる。ユンジェの大切な妹が轢き逃げに合い命を落としてしまう。犯人はユラであったが、ユンジェに嫌われたくない一心でヨナに罪を被せる。真相は闇に葬られたままヨナは、ユンジェにも見放され無実の罪で投獄されてしまう。
ユンジェの子供を身籠っていたヨナは、冷たい獄中で産み、三年間の刑期を終えるまで子供を施設へ預ける事を承諾せざるを得なかった。
しかし、刑期を終えたヨナを更なる災難が待ち受けていた。濡れ衣を着せられ、恋人も子供もすべてを奪われた悲劇のヒロイン、ヨナ。
血の滲むような思いの獄中で誓った復讐。可憐な見かけによらず、どんな寒さにも負けず、氷をも打ち破り咲く福寿草のように！今、ヨナの復讐劇が幕を開ける！
福寿草のキャスト
イ・ユリ(ソル・ヨナ)
J化粧品新入社員となるが、数々の試練を乗り越え、優しく素直だった自分を捨てて、復讐の鬼となる本作の主人公。
1999年ドラマMBCベスト劇場でデビュー。2006年SBS演技大賞涙の女王賞授賞。「私はチャン・ボリ！」「凍える華」「妻」映画「コックリさん」
ヒョン・ウソン(ハ・ユンジェ)
ヨナの恋人であり、J化粧品社長。愛するヨナが愛する妹を殺したと信じざるを得ずショックを受ける。本名イ・ジェホ
2010年SBSドラマ「三姉妹」でデビュー。2014年第2回韓流新人大賞ハッピーニューフェイス大賞授賞。「貴婦人」「カッコウの巣」「可愛いあなた」
ユン・アジョン(チェ・ユラ)
ヨナの義姉妹。ユンジェの秘書。ヨナを苦しめる災いの張本人。何もかもが思い通りに行かず、ヨナへの嫉妬心からあの手この手を駆使してヨナを妨害し貶めていく。女優。2008年映画「ビスーティーボーイズ」でデビュー。「ガラスの城」「百年の遺産」「誘惑」「あなたはひどいです」
チョン・チャン(チェ・ガンウク)(ゾルバ)
今好きになりかけてるひと、前はお天気検定の依田さんに似てると思ってたんだけど、韓国俳優のチョン・チャンのほうがもっと似てる pic.twitter.com/S28Ws4hjVy
— 山田安曇 (@yamada_azumi) March 31, 2018
ユンジェの義兄。ヨナと同期の社員。母親の企みに協力することにしか興味が無いあっさりとした性格であったが、ヨナを手助けしていくうちに徐々に惹かれていく。本作で重要な役割を果たす。
1971年生まれ。1995年MBC「TVシティオーディション」1996年SBS演技大賞人気賞授賞。「恋はぽろぽろ」「最高の恋人」「主君の太陽」「個人の趣向」「美男ですね」「バラの涙」など数多くの作品に出演。
福寿草に使われるアーティストや楽曲など
イ・ゴニュル
「さようなら、、、恋」エンディングソング。
パク・サンミン
「愛しているという嘘」挿入歌。
1965年生まれ。ハスキーボイス。デビューしてから約12年目。同名の俳優も居る。ドラマではあまり楽曲は使われていないようである。自身のアルバムは数多くリリースされている。
イ・ユリ
「私の心があなたを覚えている」挿入歌。本作の主人公ヨナ役のイ・ユリ本人が歌っている楽曲。高音の美しい歌声で歌い上げる儚く切ないメロディーが印象的である。
福寿草のみんなの感想
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