韓国SBSで放送されたドラマ「運命の誘惑」は韓国で高視聴率を次々生み出した誘惑シリーズを手掛けたキム・スノク脚本、最高視聴率40.6%を記録した豪華な顔ぶれのキャストで送る誘惑シリーズ第三弾目。
運命の誘惑のあらすじ
「運命の誘惑」にはサブタイトルとして 「お母さん笑って」とあるように、このドラマの主なキーワードは四人の母親である。
ボッキ(イ・ミスク)は長男のモル(イ・ジェファン)を国会議員にする事と、モルの妹ダルレ(カン・ミンギョン)を大女優にする事に人生を賭けるほどでる。
しかしダルレは母親の意思とは異なり、初恋の相手ヨヌ(キム・ジヌ)に憧れ、普通に恋愛したりする人生を送りたがっていた。
ヨヌの母親であるミンジュは女手一つで兄妹を育てて来たが、家族を顧みず大学教授の仕事に追われる毎日である。そんな最中、助手として現れた青年ガンジュに徐々に心を開いていく。
また、モルの妻であるシニョン(ユン・ジョンヒ)の実家の母親(パク・ウォンスク)は夫(ユン・ジュサン)にも懇親的で娘にも優しい母親である。
シニョンの叔母であるソプン(イム・イェジン)もまた遠い昔に幼い我が娘を捨ててしまった罪悪感にさいまれている母親である。
シニョンはモルの国会議員への夢の為、自分では何も出来ないモルを支え、ボランティア活動や報告書なども全てこなし、夫の為の尻拭いをどんな屈辱を受けようが耐えてきた。
そんな中、モルの初恋の相手ボミ が現れ、ボミの企みを知らずに不倫関係に なっていくのである。
ボミがモルと別れさせられた理由は他でもない、ボッキの酷い仕打ちであったことに恨みを抱いていた。
一方シニョンは新聞記者であるヨヌと出会い、二人もまた惹かれ合う関係になっていく。シニョンはモルの裏切りを知るや否や激しい憎しみを覚え、復讐を始めていく。
ダルレが女優になる為にボッキは罪を重ねてしまうが、やっとの思いで遂に女優になることが出来た。しかしその至福の時間もわずかである。更なる悲劇がボッキを待ち受けていた。
叶えられなかった夢を娘に託し過ぎた母親ボッキ、仕事一筋だったが年下の青年と恋に落ちたキャリアウーマン、ミンジュ、離婚した娘を気遣うシニョンの母親、年月が流れようとも我が娘を探し続ける母親。
それぞれの母たちの辿り着く先は?四人の母親の思いは、子どもたちの思いは、それぞれの思惑はいかに!?愛情と憎悪が交錯する結末はいかに。
運命の誘惑のキャスト
ユン・ジョンヒ(カン・シニョン)
有能で献身的なモルの妻モルの不倫をきっかけに復讐劇を始める。デビュー1999年モデル2009年 女優賞に選ばれる「おいしい人生」「幸せな女」
キム・ジヌ(ペ・ヨヌ)ダルレの憧れの人。敏腕新聞記者。のちにシニョンに惹かれ始める。デビュー 2006年 演劇「アダムとイブ、私の犯罪学」ミュージカル俳優。「僕には愛しすぎる彼女」「太陽のあなた」
カン・ミンギョン(シン・ダルレ)
ボッキの愛娘で本心とは裏腹に女優を目指す。母の過剰な愛情に悩まされる。ヨヌが好き。2008年デュオグループダビチとしてのアルバム「Amaranth」にてCDデビュー。「最高の恋人」「ヴァンパイア★アイドル」
イ・ジェファン(シン・モル)
ボッキの息子、ダルレの兄、シニョンの夫昔の恋人ボミと再会してから運命の歯車が狂い出す。1999年SBSドラマ「カイスト」でデビュ ー。誘惑シリーズ3部作全てに出演。「妻の誘惑」「ダイヤモンドの涙」
運命の誘惑に使われるアーティストや楽曲など
星より月より
パク・ジホン実力派R&BグループV.O.S元リーダー。2010年「君にあげたい三つ」でデビュー。オープニングに使用されている爽やかな耳 馴染みの良い曲。
泣いて笑って
キム・ジヌヨヌ役であるキム・ジヌ本人が歌う楽曲。 ヨヌとシニョンの場面に使われた挿入歌。
ハンサラム
ダビチダルレ役であるダビチのメンバーカン・ミギョンが歌う力強い恋の歌。
It’s Fool/Jung SeulGi (チョン・スルギ)
女性K-POP歌手。2010年「How don’t you meet once?」「U&I」切ない楽曲。ミンジュのシーンに使用された挿入歌。
運命の誘惑のみんなの感想
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