滝沢秀明主演の「家族の旅路 家族を殺された男と殺した男(東海テレビ・フジテレビ系列)」が絶賛放送中です。
自分の家族を惨殺した容疑者の弁護をすることになった弁護士の葛藤を描く人間ドラマとして話題のこの作品のあらすじや物語のキーキャラクターについて紹介していきます。
家族の旅路の再放送の予定は?
作品の第1話の「TVer」「FOD」の無料配信サービスも終了していますが、「FODプレミアム」では放送終了の全話視聴可能です。
家族の旅路の1話のあらすじ
浅利祐介(滝沢秀明)はその日も、幼き日に両親と祖父を殺害された日の悪夢にうなされていました。
両親と祖父を惨殺された祐介は殺害事件で被害者になった母の実姉である浅利由美子(いしのようこ)・孝信(益岡徹)夫妻の養子となり現在の両親の元で健やかに育ち青年弁護士として仕事にも精を出していました。
そんな祐介が働く事務所に河村礼菜(谷村美月)という若い女性が訪ねてきて、祐介に柳瀬光三(遠藤憲一)に会ってくださいというお願いをしにきます。
この柳瀬光三こそ、30年前に祐介の実の両親と祖父を殺害した事件の容疑者で、裁判になると柳瀬は無実を訴え、死刑の判決が下されるたびに3度もの再審請求しますがいずれも棄却され、現在も刑は執行されず死刑囚として服役中の身なのでした。
礼菜の母親の河村あかね(横山めぐみ)は柳瀬の最初の妻で、彼女は末期がんを宣告され余命わずかの状態で、母と柳瀬との間には、光男という子どもがいました。
光男は現在行方不明で彼を母に会わせてあげたい礼菜は、柳瀬なら光男の行方を知っているのでは思い、事件の生存者である祐介を頼り柳瀬に接触して真実を聞き出して欲しいと頼みにきたのでした。
弁護士が死刑囚に会うというとこは=柳瀬の再審弁護人になることを意味して、被害者遺族である祐介は礼菜の頼みに拒否反応を示し、事務所から彼女を追い返してしまいます。
家族の旅路の1話の重要人物は?
遠藤憲一
死刑囚の柳瀬光三役で出演。物語の主人公である浅利祐介の家族の殺人事件の容疑者で死刑執行を待つ身だが、事件の真実を隠すような言動を随所に見せて、行方不明の息子・光男の所在を含めて物語のキーキャラクターと言える。
家族の旅路の1話のネタバレ&感想!
家族の殺した犯人であるはずの柳瀬の弁護なんってもってのほかだと礼菜を追い返した祐介だったが、弁護士事務所の所長・澤田陽一郎 (片岡鶴太郎)から例え自分の親を殺した犯人であったとしても一時的な感情に押し流されて可能性を潰すようなことはあってはならないと諭されます。
尊敬する澤田の言葉を聞いて弁護士としての本分を思い出した祐介は、改めて事件に向き合う決意を固め事件の真実を知るために礼菜の話に耳を傾けます。
そして、祐介は東京中央拘置所を訪れて、弁護士として柳瀬に面会にやってくるのでした。
面会を通して自分が被害者の遺族であることを柳瀬に伝えると彼は弱々しく下手に出てきて事件の真実を語ろうとしないことに失望した祐介の胸には30年分の憎しみが爆発してしまい、声を荒げて柳瀬に対して避難の言葉をぶつけることになります。
30年前の被害者である主人公が加害者である死刑囚の弁護を担当するというスリリングな物語が展開するところが面白いです。
また、物語のキーキャラクターで死刑囚の柳瀬が真実を隠している節がありそこの部分の謎解きと、事件の被害者である同時に弁護士としての正義感も貫きたい主人公・浅利祐介の心理的な葛藤も見応えのあるドラマとして描かれています。
柳瀬を演じる遠藤憲一は目力がギラギラする強面キャラというよりも何かを守るために真実を隠そうとする柳瀬の切ない心情を上手く演技で表現しているところが良かったです。
家族の旅路 1話のみんなの感想
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