滝沢秀明主演の「家族の旅路 家族を殺された男と殺した男(東海テレビ・フジテレビ系列)」が絶賛放送中です。
自分の家族を惨殺した容疑者の弁護をすることになった青年弁護士の葛藤を描く人間ドラマとして話題のこの作品の第4話のあらすじや物語のキーキャラクターについて紹介していきます。
家族の旅路の再放送の予定は?
「TVer」「FOD」の無料配信サービスでは3月3日22時44分まで視聴できます。また、「FODプレミアム」では放送終了の全話視聴可能です。
家族の旅路の4話のあらすじ
浅利祐介(滝沢秀明)が山梨県の甲府を訪れて30年前の柳瀬光三(遠藤憲一)の人柄を知る人たちから話しを聞くと、彼の両親と祖父を惨殺したとされる殺人犯とは真逆の誠実な人柄や、息子の光男を心から愛していたことがわかります。
実直な柳瀬の性格知った祐介は彼の無実を信じる気持ちが確信へと変わります。そんな祐介の気持ちとは裏腹に柳瀬の方は、祐介の面会を拒否して、無罪を証明するための再審請求を望む様子が全く見せません。
いかに、弁護士の祐介が奮闘しようが、柳瀬本人にその意思がなければどうしようもないと先輩弁護士・澤田陽一郎 (片岡鶴太郎)に諭されますが、祐介は何が何でも冤罪から柳瀬を救うことが自分の使命だと決意を固めるのでした。
祐介は柳瀬の元妻の河村あかね(横山めぐみ)に面会するために病院を訪れます。柳瀬の弁護士になって彼を冤罪から救う決意を祐介が語ると、あかねは怒りを露わに30年前の殺人事件の被害者遺族の祐介が、わざわざ犯人である柳瀬の弁護するなんてと責め立てます。
すると、祐介の方も男性関係にだらしないあかねのために柳瀬の人生だけでなく、娘の礼菜(谷村美月)の人生も狂ってしまったと彼女の責任を追及します。
お互いに冷静さをかいて怒りをぶつけますが、末期ガンを患い余命宣告されているあかねは感情的になりすぎたこともあり体調が急変して意識を失います。
幸いなことにあかねは無事で、祐介は礼菜に重病患者のあかね相手に子供のように感情的になったことへの反省の気持ちを語ります。
店に戻った、祐介と礼菜はあかねの過去へと思いを馳せます。あかねと礼菜の父・河村真二(小林タカ鹿)とは中学生の頃から交際していました。
しかし、あかねは暴力もあって河村のところが逃げ出して、河村とは正反対の性格の柳瀬とならうまくいくと思って結婚します。
柳瀬と結婚したのは良いものも、実直な柳瀬との生活は奔放なあかねに物足りなく、腐れ縁の河村とよりを戻すことになったのではと2人は推察します。
母親失格だとしても、やはり母への思いが強い娘の礼菜が涙を流すと祐介は本能的に彼女にキスをします。
最初は依頼人と依頼主という関係でしたが、次第に2人は惹かれ合いお互い好意をもつようになっていたのでした。
家族の旅路の4話の重要人物は?
目黒祐樹
物語の発端となる30年前の殺人事件の犯人とされる柳瀬光三の元妻、河村あかねの父親・花木重彦役で出演。
重彦は17歳で家出後、母親の死に目にも帰って来ようとしなかった娘を許そうとはせず頑な姿勢をとり、孫の礼菜にも拒絶的な態度を見せる頑固な老人である。
家族の旅路の4話のネタバレ&感想!
病室であかねが目を覚ますと、娘との会話の中であかねは礼菜が祐介に好意を持っていることに気がつきます。
あかねは礼菜に「あの先生だけはやめときなさい」と、祐介との交際だけはどんなことをしても認めないことを伝えます。
男性にだらしなく生きていたのに自分の恋愛に絶対にダメと言う母に礼菜は反発を見せますが、あかねの方は何かを隠そうとするように複雑な表情を見せるのでした。
生前に柳瀬の弁護士をしていた津村誠治のノートを譲り受けた祐介は、ノートを頼りに自分の実の家族・大富家が住んでいた阿佐ヶ谷を訪れます
あの殺人事件の当時、隣家に住んでいた老婦人に話を聞くと、祐介はそこから真犯人のヒントを得ます。
手がかりを元に祐介は、あかねの父親である花木重彦(目黒祐樹)のところにやってきます。
祐介は事件が起こる直前、阿佐ヶ谷に住んでいた花木家にたびたび不審な男が現れていたことを聞いていて、重彦にそのことを訪ねます。
最初は拒絶しますが、祐介の情熱に押された重彦はあかねの再婚相手・河村とトラブルになっていたことを明かします。
事務所に戻ると祐介は、あの殺人事件の真犯人が河村ではないかと澤田に語ります。河村は、昔からあかねの実家に金の無心したり、盗みまで働いていました。結局、重彦たちは八王子へと引っ越し、代わりに大富家が引っ越してくることになります。
祐介は、そのことを知らなかった河村が財産目的で花木家に押し入ったところ、その場所の住人が関係ない大富家の人々に代わっていて、激昂して一家を惨殺したのではという仮説を立てます。
話を聞いて澤田も祐介の考えを支持することを表明します。そして、2人は祐介は澤田を伴い柳瀬の面会に訪れ、真犯人の見当がついたことと光男の行方を尋ねると柳瀬は激しく動揺するのでした。
ドラマの4話では柳瀬が頑なに殺人事件と光男の行方を隠すのと、あかねが娘の礼菜の思い人が祐介だとわかるや猛烈に反対するのは祐介の過去に何か重大な秘密があることを示唆していて、今後の物語の行方のヒントになっています。
また、事件の真犯人の候補としてあかねの再婚相手である河村真二の名前が浮上して、河村が凶器となった刃物を購入していたことも判明します。
殺人事件の真犯人として河村の名前が登場したことで、サスペンスらしいストーリーが展開して物語の真実を早く知りたいと言う気にさせられます。
家族の旅路 4話のみんなの感想
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