自分の家族を惨殺した容疑者の弁護をすることになった主人公の葛藤を描くヒューマンドラマ家族の旅路の第7話のあらすじや物語のキーキャラクターについて紹介していきます。
家族の旅路の再放送の予定は?
作品の第7話は「TVer」「FOD」の無料配信サービスで3月24日(土) 22時44分まで視聴可能です。
また、「FODプレミアム」では放送終了の全話視聴可能です。
家族の旅路の7話のあらすじ
癌のため余命宣告されいた河村あかね(横山めぐみ)が病院を抜け出したという連絡が入り、娘の礼菜は浅利祐介(滝沢秀明)の助けを借りて母の行方を探しに向かいます。
その頃、あかねの元夫で死刑囚の柳瀬光三は幼かった息子・光男と一緒に見た富士山の景色と、光男が養子になり浅利祐介として立派に成長して自分の前に現れたことに想いを馳せていました。
母の居場所の手がかりが見つからず礼菜は焦りを見せますが、祐介との会話の中で母がお墓の心配していたことを思い出します。
予想通り、あかねは柳瀬と離婚した後に再婚した河村真二(小林タカ鹿)が眠る墓地に来ていて夫の墓の中に隠していたカバンを掘り出していました。
しかし、体力的に弱っていたあかねは力尽き倒れてしまい、駆けつけた祐介と礼菜に発見されます。
あかねは無事に保護されますが、あかねが墓の中から掘り出していたカバンを祐介が開けてみるとそこには血のついた包丁が発見されます。
祐介の予想通り、30年前に起きた殺人事件の犯人は河村で、妻のあかねはそのことを知っていて凶器を隠していたことがわかります。
警察で柳瀬があの殺人事件の犯人ではなく、河村が真犯人である証拠が見つかったことを報告していると祐介の上司の澤田陽一郎 (片岡鶴太郎)が連絡入り、澤田は祐介に柳瀬が会いたがっていることを伝えます。
祐介が柳瀬と面会すると、柳瀬は最初に自分が誰も殺していないと信じてくれてありがとうございますと祐介にお礼の言葉を言い、これまで固く口を閉ざしていた過去のことを話し始めます。
30年前の事件で柳瀬は祐介の予想通り殺人を犯していないこと、息子を預けていた大富家の人から聞いていた浅利家の人を信じて、赤ん坊だった光男と大富祐介を入れ替えたことなどを柳瀬は語ります。
続けて柳瀬は最初は自分が殺人犯として罪をかぶることで息子の幸せが叶うと信じていたが、欲が出て3度の再審請求を行ったが、担当弁護士の津村誠治が亡くなったことで諦めがつき、死刑を受けいれる覚悟が決まったタイミングで祐介が現れて動揺を覚えたことを話します。
ただし、柳瀬は殺害現場から見つからなかった大富祐介の遺体の場所だけは口を閉ざします。
祐介は、大富祐介の遺体の隠し場所がわかれば4度目の再審請求への道が開けて、犯してもいない罪ではなく、赤子の入れ替えという本当の償いが始めることができると柳瀬を説得しようと試みます。
けれども柳瀬は祐介に4度目の再審請求をするつもりがなく、死刑を受けることが自分の心の償いだとして頑な態度を見せ祐介の提案を拒絶します。
家族の旅路の7話の重要人物は?
滝沢秀明
物語の主人公の浅利祐介役で出演。30年前に起きた大富家の殺人事件の遺児として母親の姉夫婦の養子となり現在は弁護士として働いる。
後に父親違いの妹とわかる礼菜の依頼を受ける形で柳瀬光三と面会してから事件について改めて調べるみると、自分が大富祐介ではなく、本当は柳瀬の息子の光男であることを知ることになる。
家族の旅路の7話のネタバレ&感想!
祐介を突き放した柳瀬は彼が帰った後、意を決して手紙を書き始めます。弁護士がいくら努力しても死刑囚が再審請求する気がない以上どうしようもないと祐介が絶望していると、追い打ちをかけるように澤田から柳瀬の死刑執行が決まったことを告げる知らせが届けられます。
刑の執行は法務大臣がサインをしてから5日以内で、もうほとんど時間がありませんが、澤田からもっと素直に受け止めてみろと叱咤激励されていた祐介は必死に食い下がり、検事に掛け合い、拘置所でも施行停止を懇願しますが、申し出はあえなく却下されてしまいます。
その頃、あかねが病院のベッドで目を覚まします。母を見守っていた礼菜は、祐介が自分と柳瀬の間に生まれた光男だということに気がついていたのか?と尋ねます。
礼菜の言葉を聞いた、あかねは「あんたに良かれと思ったから」と語り、自由奔放に生きているようで、あかねなり娘のことを大切にしたいから真実を隠していたことを語ります。
拘置所を追い出されるように出た祐介は、柳瀬の殺人事件の無罪を証明する方法が見つからず悩んでいると、刑務官が柳瀬が河村あかねに宛てた手紙を持って現れ手紙を祐介に渡します。
柳瀬から託された手紙を持った祐介はあかねのところを訪れます。祐介は柳瀬の死刑執行命令を覆すことができるとすれば河村が真犯人であることを証明するしかなく、「あなたに賭けるしかない、知っていることをすべて話してください」と必死に訴えます。
すると、あかねは「読んでちょうだい、あの人の手紙を」と言い、祐介は柳瀬の手紙を読み始めます。
最終回直前の9話になって物語は大きく動き出します。祐介の頑張りもあって柳瀬は殺人は犯していないことや2人の赤ん坊を入れ替えたことを認めました。
しかし、大富祐介の遺体をどこに隠したかは語らず、この部分が物語のクライマックスの行方を占うキーになりそうです。
また、これまで男関係が派手で事件の真犯人だった河村の凶器を隠すなどお世辞にも良い母親とは言えなかったあかねですが、礼菜を愛しく思うから事件のことを隠したり、実は兄妹だった祐介と礼菜の交際を殺気立って反対したこともわかりました。
そして、柳瀬の死刑執行がついに下されることが確定しました。ただし、柳瀬は再審請求をする気がなく、証拠はあるものの真犯人が河村であることを証明するには時間がほとんどなく、まさに八方ふさがりな状態ですが、この厳しい状況をどうやって逆転するのかが非常に楽しみです。
家族の旅路 7話のみんなの感想
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