深田恭子&松山ケンイチが主演で30代夫婦の不妊を治療をリアルに描くことで話題のドラマ隣の家族は青く見えるの第6話の気になるあらすじ、ドラマの中で印象に残った場面やキャラクターについて解説していきます。
隣の家族は青く見えるの再放送の予定は?
ドラマの第6話は「TVer」「FOD」の無料配信サービスで3月1日20時59分まで視聴可能です。また、「FODプレミアム」では放送終了の全話視聴可能です。
隣の家族は青く見えるの6話のあらすじ
娘の真奈を無事に出産した五十嵐琴音(伊藤沙莉)が夫の健作(春海四方)、母の聡子(高畑淳子)、父の健作(春海四方)を伴いお宮参りの帰りに、奈々(深田恭子)と大器(松山ケンイチ)の家にやって来ます。
琴音の計らいもあって、奈々は真奈を抱かせてもらいますが、人工授精がうまくいかないこともあって思わず涙ぐんでしまいます。
息子の大器から不妊治療をしていることを聞いていた姑の聡子は、奈々の気持ちがわかるので、彼女の様子を見るのが辛くなり目をそらしてしまいます。
青木朔(北村匠海)は、恋人・広瀬渉(眞島秀和)の元同僚・長谷部留美(橋本マナミ)から中卒の朔は、一級建築士のエリートである渉にはふさわしくないと言われ、渉のために何かしたいと思い家事に奮闘しますが、不器用なこともあり失敗ばかりしてしまい、逆に渉に気を遣わせてしまいます。
杉崎ちひろ(高橋メアリージュン)と川村亮司(平山浩行)は、亮司と前妻の息子・亮太(和田庵)と一緒に住むことになります。しかし、亮太はちひろには無愛想で上手くコミュニケーションが取れずにいました。
一方で、父の亮司は息子を可愛がるのは良いのですが、早朝から並んでゲームを買うなど毎週のようにおもちゃを買い与え亮太を甘やかし放題にしていました。亮司の親ばかっぷりに不満が爆発寸前のちひろは、奈々と朔にそのことを愚痴ります。
学習塾を訪れた小宮山深雪(真飛聖)は、受験を直前に控えた長女・優香(安藤美優)の成績が急激に落ちていることを知らされ、成績を回復させるため塾での個別指導を増やしてほしいとお願いします。
渉の元に母親のふみ(田島令子)が骨折したという連絡が届き、心配になった渉は実家に帰ることになり、朔も一緒について行くと頼むので、同性愛を母に隠したい渉は、事務所の後輩のふりをするという条件付きで朔を母に合わせることにします。
幸いなことにふみの骨折は心配するほどのことはなく会話も弾んでいると、不意にふみは孫の顔をどうしても見たいと渉に結婚をするように説得を試みます。
同性愛者である渉は、年齢的に結婚を諦めたとふみを納得させようしますが、本当のことを母に隠す様子を見た朔は複雑な表情を見せます。
隣の家族は青く見えるの6話の重要人物は?
和田庵
スタイリストの川村亮司の前妻との間に生まれた息子・川村亮太役で出演。亮太は、亡くなった母に思慕を寄せるため、父の婚約者である杉崎ちひろには心を開こうとしない。
隣の家族は青く見えるの6話のネタバレ&感想!
家に帰ると、朔は母親が孫の顔を見たいと言っているにも関わらず、まだ同性愛者だと伝えていない渉を責めます。
すると、渉は同性愛者であることは一生言うつもりはないと断言して、その言葉を聞いた朔は同性愛者であることを恥ずかしい思う渉の態度に失望して家を出て行きます。
喧嘩はしたけど、すぐに朔は戻ると思っていたのに、夜になっても彼が戻らないので渉は心配でパニックになります。
その頃、奈々の家に隠れていた朔に、もうこれ以上心配かけちゃダメと奈々が言うと、朔は自分がいるから渉は母を家に呼んであげられないことや、留美に言われた自分は渉にふさわしくないという言葉を気にしていることを打ち明けます。
必死になって朔を懸命に探す渉の姿を見ていた奈々は、心配しなくても大丈夫と背中を押してくれたので、朔は渉にところに帰ることにします。
朔を励ました奈々ですが、リセットする度に落ち込み、そのこともあって職場の上司からもやる気が無いと見られ、注意を受けてしまい余計に気持ちが沈んでしまいます。
奈々が本当は落ち込んでいるのに、家庭ではネガティブな感情を見せないで明るく振る舞っていることに、大器は気が付き、彼女に何もしてあげれない自分に不甲斐なさを感じます。
翌日、奈々は琴音と真奈に会いに大器の実家を訪問します。しかし、琴音は産後のマタニティーブルーもあり、思わず子供を産みたくなかったと暴言を吐いてします。
琴音の言葉を聞いた聡子は琴音の頬を叩き、赤ちゃんを望んでもできない人もいるのに、今のあなたの言葉はそういう人たちをどれだけ傷つけるのか考えて謝りなさいと琴音を諭します。
聡子の様子を見て、奈々は彼女が自分が不妊治療をしていることをもう知っていることに気づくのでした。
奈々が聡子に不妊治療のいつから知っていんですかと尋ねると、聡子も息子の大器から聞いていたこと、奈々に心配をかけたくないので内緒にして欲しいと頼まれていたことを語ります。
お互いに隠すことがなくなった奈々は聡子に人工授精が4回もうまくいかず、もう子どもが持てないのではと不安な気持ちを明かします。
奈々の気持ちを察した聡子は、子供ができなくても2人が幸せならそれでいいと励まします。
聡子の優しさにふれた奈々の顔からは自然と涙がこぼれるのでした。その夜、大器は奈々のストレスを思いっきり発散させるために会社のサンドバックを持ってきて帰宅します。
奈々はサンドバックを叩いて気持ちを吹っ切ろうとしますが、ふと手を休めた時に辛い気持ちを話し立ち去ります。
後に残された大器は何も妻にしてやれない苦い気持ちを抱えたままうつむくことしかできないのでした。
翌日、大器がマンションの一室を訪問すると、そこには若い女性いて中に大器を招き入れるのでした。
ドラマの6話では、登場人物たちと親との関係が描かれます。例えば、渉なら同性愛者で子供を作れないのに、孫の顔を見たいので結婚して欲しいと願う母との関係、亮司なら母を亡くした息子を可哀想と思い何でも欲しいものを買い与えて甘やかしてしむという具合です。
いずれのケースもどちらの立場にも同情できる部分があり、単純な二元論で良し悪しが決めれない問題で、見ている側にあなたらこの場合どうしますか?と問いかけるような作り手の意図があります。
また、出演者では亮司の息子・亮太役の和田庵が印象的です。和田庵は現在12歳で、鼻筋が通ったキリッとした顔立ちが特徴で、母を亡くして甘やかしてくれる父以外の人間に冷たい態度をとる少年のどこか屈折した感情と、時々見せる12歳の少年らしい初々しい姿のギャップが魅力です。
亮太の登場で、うまくいっていたずの亮司とちひろの関係もどこかギクシャしてきて、3人が最終的にどんな家族の形を作るのか今後のストーリーがとても楽しみです。
そして、この回の最後に妻に誠実であった大器が若い女性とマンションの一室で密会する場面が登場します。
この女性と大器の関係は、6話の時点では明らかにされていませんが、あの大器がゲス不倫?と思わせる衝撃的な終わり方で、これからどうなると視聴者の心に爪痕を残したのは間違いありません。
隣の家族は青く見える 6話のみんなの感想
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